大阪・阪急梅田駅の地下街「阪急三番街」の地下2階に、豆腐料理で有名な梅の花がプロデュースする湯葉と飲茶の店茶青花(ちゃせいか)さんがあります。

お粥がメインのお店で、ナチュラルで可愛らしい雰囲気です。カウンター席もあり、女性一人でも利用しやすいです。実際に、女性一人で利用されている方が多く見受けられました。一人でも気軽に入れるお店はありがたいです。
また、梅の花が運営されているというところにも興味がわきました。
野菜もある!選べるセットが嬉しい
私は、食事はディナータイムで利用しました。
セットメニューはA・B・Cの3種類あり、小鉢2品、蒸し点心、野菜のせいろ蒸しから選べて、野菜を食べたい方にも嬉しい選択肢となっています。選ぶセットによって値段が変わってきます。
点心は、梅の花でおなじみの豆腐しゅうまいなどがセットになっているので、梅の花の味を頂けるのも嬉しいところです。
さらに小鉢も付いています。小鉢の内容は変わるものかもしれませんが、私が利用した時は、梅の花のシンプルなお豆腐でした。シンプルなお豆腐はとても嬉しく、甘みがあって美味しかったです。
メインのお粥は21種類も!
メインのお粥ですが、選ぶのに迷ってしまうほど種類が多いです。ちりめ山椒が入ったシンプル系のお粥から、肉そぼろやチャーシュー、ピリ辛マーボーなどのこってりとしたものが入ったお粥まで豊富にあります。
変わり種では、チーズやワンタン、生麩が入ったもの、豆乳粥や、中国茶粥、ほうれん草のお粥である翡翠粥などがあります。十穀米のお粥もあったり、季節限定のお粥もありますので、気になるお粥が多くて、たった一つを選択するのにずいぶんと時間がかかりました。
お粥全種類の中から選択できるのは17時以降のディナータイムだけで、ランチタイムは限られたお粥の中からの選択になります。
写真は、『野菜せいろ蒸し』と『湯葉巻きと十穀米のお粥』のセットと、『蒸し点心』と『湯葉とレタスの海老粥』のセットです。湯葉巻きというのは、梅の花でも取り扱っている商品なのですが、白身魚のすり身と豆腐を合わせたものを湯葉で巻いて、蒸して作っているのだそうです。はんぺんのようにふわふわでとても美味しいです。
さらにお粥にトッピング
すでに具が入っているお粥なのですが、それとは別にトッピングの具材セットが付きます。
写真では奥に少しだけ写っているのですが、クルミとカシューナッツ、揚げワンタン、湯葉と青ザーサイの和え物があります。ディナーでは3種類のトッピングが付きますが、ランチでは異なるようです。トッピングを加えると食感が変わって楽しいです。
ベースとなるお粥は本当に優しい食感とお味なので、お腹の加減や体調によって具材を選択して楽しむことができます。トッピングの具材は素材の味のままなので、食感を変えて楽しむという感じです。
優しいスイーツも魅力的!カフェ利用に
お粥だけではなく、スイーツメニューやドリンクも充実しているので、カフェ利用にも良いです。
スイーツはランチにプラスアルファすることもできますが、ランチタイムは選べるスイーツに限りがあります。14時以降のカフェタイムでは、全種類が選択可能です。
スイーツの中でも大きく取り上げられているのが、もっちり嶺岡スイーツ。生クリームに本葛粉を合わせたもので、もっちりぷるんという食感のようです。
ジェラートを使ったメニューもあります。
私は、『豆乳ワッフル3種ベリー』というのを頂いたのですが、ワッフルにはジェラートが付いていて、好きなジェラートを選べるのが嬉しいです。ジェラートは10種類ほどから選べて、『豆乳杏仁』というのを選択しました。
注文してから焼くというワッフルなので20分ほど掛かりますが、甘さ控えめで優しいお味の豆乳ワッフルでした。豆乳杏仁のジェラートも甘さは控えめですが深みがあり、どちらもとても美味しかったです。

季節限定のメニューも色々あって、『金柑とジンジャーのアップルティー』というホットドリンクも頂きました。写真では大きなガラスポットに見えるかもしれませんが、湯のみ1杯ほどの量が入っている小さなポットです。
底面に見える緑色のお花の形のものは、コースターの模様が写っています。

金柑1つと、スライスされたライムとショウガが入っていました。
すりこぎが一緒に付いてくるのですが、中の金柑をつぶして頂くのだそうです。このお茶は香りも良いし、ライムの爽やかさがずっと残って、本当に美味しかったです。

他にも、パフェや豆乳エッグタルトなどメニューがたくさんあります。ドリンクにも珍しいものがあって、豆乳ドリンクや中国茶の種類も多いです。『烏龍茶仕立てのフルーツティー』などもあります。
優しい味わいのお粥と、豆乳を使ったスイーツがたくさんあるとても魅力的なお店です。